追記(某ゲームシナリオライターの死について)

自慢にも謙遜にも何にもならんが、彼の作品を実際にやったことが無い。(派生品のえっちな同人誌は、恐らく数十冊持っていると思うが)
なので作品の評価とか故人の才能とかは何も書けない。ただ、一人の文師が亡くなる事で、もしかしたら未完の傑作が日の目をみることなくこの世から消滅したかもしれない、と思うと勿体無いというか、どうにかして見せてから逝ってくれというか。
ものを作り出す人が死ぬ度に思う。「勿体無い、せめて作品を完結させてからにしてくれ。あの芸をもう一度見せてからにしてくれ」 手塚治虫グリンゴ火の鳥を終らせてからにして欲しかったし、天本英世はスクリーンで見たかったし古今亭志ん朝は一度はホールではなく寄席で聞きたかった。
 故人の死を悼みつつ、東鳩でもインストールしてやってみるかな。(そんな余裕はありません)