自己責任

とりあえず高千穂遥の日記*1経由でオロモロフのホームページ*2を見て、「自己責任」の正しい意味を確認(法律用語なんだってさ)。
〜〜引用〜〜
<自己責任の原則>は、人は自己の行為についてのみ責任を負担するという原則である。この原則が生まれた背景は、中世までは人は家族およびその構成員の行為まで責任を負担することを強要されたが、個人主義の台頭ともに自己の行為に関するものにのみ責任を負担すべきということが確立されたのである。
 そして<自己の行為>とは、<自己に故意・過失>がある行為ということにされた。
 このように<自己責任の原則>とともに<過失責任の原則>が確立した。
 したがって<自己に故意・過失がある行為>については、それを招来した者が全て責任を負担するのである。
〜〜ここまで〜〜

実際のところ、今回の人質騒動では皆が言いたいのは「権利と義務」なんだろうね。「自己責任」なんて当て嵌まりそうな言葉が流行ったから使ってるけど、誤用だって知ってて敢えて使っているというか。

# ここで危うく「『確信犯』で使っている」って書きそうになってしまった。これも「犯罪だと理解した上で、罪を犯す」って意味で使おうとすると誤用なんで注意。正しくは「その行為が、『犯罪ではない』と思って犯す事」。例えば、戦時中の日本で共産党員になるのは犯罪だったが、支持者は自分が信じる思想を支持するのは犯罪ではないと思っていたので『確信犯』として共産党員になってた。これなら正しい意味で確信犯。閑話休題