認定ジャッジになる方法(その4:その前に、プレミアイベントでジャッジをする為に)

 例え話。
 たとえば、貴方がコンビニやファーストフードやファミレスのアルバイトとして働きたいとして。「アルバイトをしたいのですが」と申し出て無条件で雇ってもらえるだろうか? ありえない。少なくとも履歴書を見て、人となりを観察されてからになる。そりゃ雇う方としても、目の前にいる人間が問題を起こさないか、レジの金を持ち逃げしないか、ちゃんと毎日アルバイトしに来てくれるだろうか、そういう心配があるわけだから、安心して雇える人を雇いたい。 履歴書を見てちゃんと履歴書を書けるだけの常識を持ち合わせているのか、学歴や賞罰歴で問題は無いか、そういうところから確認していく。
 もしも、既にその店で働いているアルバイトと同じ学校の子が応募しに来たら、先輩のアルバイトに「こういう子が応募しにきたんだけど、学校での評判どう? 不良? 部活とかで有名?」くらい聞くだろう。 そして、もしも履歴書が無かったり面接が出来なかったら、その先輩のアルバイトの評判だけで判断しなければならない。(面接時の態度はあまりあてにならない。普段の自分の地を出して面接を受ける人は、そんなには居ない(0じゃないけど))

 …つまり、プレミアイベントでジャッジになるのも同じと考えていい。

米村さんがwebで既に書かれているけど( http://mjmj.info/private/comment040122.html )、プレミアイベントのジャッジになるにはコネクションが必要。レベル1ジャッジと同じくらいジャッジングが確かな人だとしても、それを自分で証明しないと前には進めない。シンデレラには魔法使いの婆様が勝手に来てくれたけど、そんな都合の良い魔法使いなんてジャッジの世界には存在しない。
 でも、特に難しい事じゃない、地元で認定ジャッジが主催している草トーナメントがあるなら、前日くらいに「認定ジャッジになりたいのですけど、練習の為に手伝わせて下さい」と連絡をとれば、草トーナメントの手伝いを断る認定ジャッジは絶対に居ない。そうやって認定ジャッジの前で自分の能力を示して、「グランプリで(PTQで、GPTで)ジャッジがしたいのですけど」と話を進めれば、ジャッジ技能が足りなければ「うーん、もう少し地元の大会で経験積んでからね」と言われるし、足りていれば「いいんじゃない、じゃあその時期になったら連絡廻すようにするよ」と言ってくれるようになる。

# 自分の場合は正直楽しましたが。みやけんさんが「LMCの会場でPTQやるけど、何だったらアラジンさん手伝いに来る?」と向こうから声かかってきましたんで(笑)。  …あまりに03'GP横浜でひどかったので、みやけんさんに「アイツ(アラジン)をなんとかしろ」と厳命が下ったらしい。レベル2(以上の)ジャッジも色々と大変だ。