基本地形は只ではない

グランプリ横浜で、大量に土地が無くなり、そのまま持参されたのを見ててふと思う。「プレミアイベントと同じノリで、地元の大会で基本地形持って行かれたらたまんないよなぁ」 千葉ドラの場合は、某プレイヤーがトーナメントパック買いをしてて、大量に余る基本地形を寄付してもらったのでなんとかなっている。サイドイベントも認定トーナメントなので、『土地のおかげでマークドになっている』というのを避ける為に、汚くなった物は廃棄している上に、毎回戻さないで持ち帰る人が居るので、どんどん減っていく。ひどい話、閉館間際にマネドラを始めて、時間が無くなったから他ですると言いながら、そのまま4人分の土地を持って行ってしまう人達もいる始末。
 プレミアイベントの場合、基本地形は『バルク(bulk)』と呼ばれる、基本地形しか入っていない箱が持ち込まれ、そこから土地をジャッジが5色に仕分けしてから皆の所に渡される。が、千葉ドラには、そんな物とは縁が無い。一時期自分がショップから基本地形を買っていた時期もある。 …別にプレミアイベントのバルクにしても、タダじゃない。所詮紙の印刷物で原価なんて、たかが知れている物では有るが、それでも一枚あたり単価で見れば一円でも2円でも費用はかかるしタダではない。
 …まぁ、20枚持って行っても20円40円だろうから(もっと金額かかってるかな、さすがに)、気軽に持って行くんだろうけどさ。それでも、千葉ドラだと、全員が持って帰るようになったら2〜3回もドラフトしたら無くなっちゃうくらいしか基本地形を持っていない。中には「自分だけ持って行く位、大差ないじゃない」と思う人がいるかもしれないが、もし「Aの奴が土地を持って行っているのに、なんでオレが持って行っちゃいけないんだよ?!」というBさんが出てきたら、AさんとBさんで不公平になってしまう。それを避けるには、全員に土地を上げられる状況じゃなければ、AさんにもBさんにも両方に土地をプレゼントしてはいけないと思うし、自分はそうしてる。