雑感

ブロッコリーはガチ。萌えキャラはアクエリアンエイジに任せて、こっちは競技としてのTCGを目指すと本気で考えている様子。
・明示はしないが、やはり後発品として先発品の重点品目はデュエルマスターズの様子。かつて、マジックがポケモンのプレイヤー年齢制限を越えた高校生ゲーマーをターゲットにしたように、遊戯王デュエルマスターズを卒業しようと考えてる世代を狙っていると推察。
・後発品として、先発品と比べて優れている点を明示してもらえなかったのは残念。もしくは先発品を選ばなかったユーザに対して魅力的な要素(マグネット・宣伝文句)を明示してほしいところ。
・ゲームシステムについては、散々書いてるけどオレは「領域があるTCGは(略)」という偏見があるので、そこらへんでポイントが低い。それを差し引いても、『一度は試してみる機会があるなら試さなきゃ損!』、というのが第一印象。態勢が不利になると力が相手より出てくる、というのはTVゲームではよくある手法だが*1TCGでシステムに組み込むのは結構斬新だと思う。マジックだと突き押しで決まるのも少なくないので、一進一退の攻防・シーソーゲームができるのは期待できる。つか、カード全体みて戦闘ルールなど全て確認してから結論をいう事になると思うけど、現時点だとゲームとして出来は良いように思える。
・運営について。DPAディメンション・ゼロ・プレイヤー・アソシエーション)を設立するらしいが、どこまでマジックで言うところのDCIもしくはカスタマーセンター・トーナメントセンターの業務を行なえるのかが判断材料の一つになるかと。
・やはりショップ中心の流れになりそうなので、ショップが無い地域とか、首都圏で中規模なイベントを開催とかは難しそうなんだけど、マジックみたく個人主催も考慮する事はないのだろうか? (賞品の横流しや身内だけの開催といった問題があるので困難なのは分かるけど、碁石をどこで買ってもどこの碁会所でも楽しめるように、どこの店でカードを買っても楽しめる場、というのはあっても良いと思うんだが。これはマジックの草トーナメント主催者のエゴなのかな? ショップからしちゃ、そんなの一括で拒絶するような事なのかね?)
・これも前に書いたけど、かつて存在していたコンパイルファンクラブと同様な流れを、ユーザーとメーカーの間の、スタッフなりレフリーの候補者の所に作り上げないと、ジャッジの人員手配で破綻すると思う。マジックの地方イベントが成立している理由を理解しないと、ゲームはともかく運営でコケる。
・とはいいつつも、メーカーもデザイナーもショップ・ディベロッパーも本気なのが見える製作発表会、これは懐疑的ではなく好意的に触れ始めて良い物じゃないかな。

*1:SEGAのレースゲーで、2位以下は1位より最高速度が+5km/hになるというのがあった筈