追記

親父が、兄貴が学生時代にバイクに乗りたいと言った時に条件を出した。その条件に兄貴が納得したので、兄貴がバイクに乗り出したのは社会人になってからだった。

「道路は危ない。それぞれが自分勝手に走っている。車は車のマナーを守っているがそれだけだし、バイクはバイク、自転車は自転車、歩行者は歩行者のマナーしか守っていないし、どういうマナーがあるかさえも知らない」
「バイクは弱者だ。いくら弱者優先といっても、車とバイクがぶつかったら、車の運転手は何とも無くてもバイク乗りは死ぬ」
「なので、バイクに乗りたかったら、まず車の免許を取って車の運転を1年以上して、車のマナーを知ってからバイクに乗り始めろ。車のマナーを知らないと車道は危ないし、知らなくて死ぬのは車じゃなくバイクに乗る方なんだから」

閑話休題

ありかさんの日記を読む。
http://arika.stbbs.net/diary/2006/December.html#7
割と賛同できるところもあり、面白い感想を得たのが第一印象。

正解だと思えるのは、自転車用のレーンを設けることと、自転車も免許制にすること。そうしたら少なくともバイクに乗っている人たちのレベルのマナーは期待できるのではないかな。けれどそうではないどころかもっとひどい、今定められているルールすら全く守られていない現状では、自転車という存在が危険です。だから、まずは追い出したい。今は追い出しうる好機と言えます。

・・・。単にルールの通りに取り締まればよいだけじゃないかなぁと思わなくもないけれど。
(ありかさんの日記より引用)


『まずは』という一言から「先に出来る対応として追い出して、教育が出来たら随時戻せばいい」という趣旨だと思うけど。 ただ、法律はそう出来ていないし、一度出来た法律を覆すのはまず不可能。『自転車への治安維持法』とは的確な表現で、一度法律として出来てしまえば、二度と車道に戻れないと考えて間違いない。何故ならそういうふうに法律を作っているから。

車乗りの視点からすれば至極尤もなんだけど、でも自転車乗りからすれば治安維持法が出来るのは避けたい。

 最近、この町では強盗や窃盗事件が増えている。殺人も起きた。つまり、この町はとくに危険な地域になった。そこで、ポリスはここに市民が居住することを禁じることにした。犯人検挙? 防犯努力? 治安維持? 何それ? そんなこといちいちしませんよ。住民がひとりもいなくなれば、犯罪者を野放しにしていても、この町の犯罪率は低下する。うまくいけば、ゼロになる。それでいいじゃないですか。
高千穂遥12/6日記より引用)

追い出すより先に、やる事がいくらでも残ってるんじゃね? まぁそういうことです。