金庫屋さん

人から聞いた話の受け売り。
某金庫メーカーでは年に一回、金庫開けの競技会をするらしい。まず、一般人を何人かバイトで雇い、一人に1台金庫を準備して、それらの前にバールからアセチレンバーナーからハンマーから一切合財貸し出して、社員が一言。「金庫の中に10万円あります。手に入れたら貴方の物です」 …素人じゃ絶対に無理だって(笑)。
 で、それだけでは競技会にならんので、その金庫メーカーの、トラブル対応部門の社員たちも同じ事をさせる。この場合、最初に開けた社員に10万円が臨時ボーナスとして与えられる。ちなみに、素人がやった後だと、大抵セーフティピンが落ちちゃってるので、鍵師ではどうしょうもない状態で、解体屋の出番になるそうな。で、無論社員は解体のマニュアルを知っている。…それでも30分かかるんだって。(それだけ時間がかかれば、必ずモニタ監視してる警備会社からガードマンが来るって)

 …で、マジックのジャッジでも、そういう競技会があったら面白いかなーとか思ってみたり(笑)。上位プレイヤーや上位ジャッジ(彼等は対戦相手や参加者にイカサマをされないよう、イカサマのノウハウを必ず持ち合わせているから仕込む必要は無い)を何十人か集めて、『哲也』状態のマジックのトーナメントを想定。そのトーナメントのジャッジという設定で、不正行為を見つけたらポイント、見逃したらマイナス、不正行為をさせなかったら高得点、でジャッジングのスコアを競わせる…馬鹿企画すぎ。