山本夏彦氏の受け売り

 山本夏彦氏の受け売りを言うと楽でいいなー、と思う時が多々ある。
 その1。BSE献血者制限措置について。 80〜96年に英国・仏国に「1日」以上滞在した人は献血出来ない事になった。従って96年に初の海外旅行で英国に行った自分も献血出来なくなった。行った日数で言えば2.5日程度なんだが、その間に食した牛肉によりBSEに感染した「可能性」があり、以降20数回献血した中で実際に輸血された場合は何人かに感染させた「可能性」がある…。 …うーん…。 …山本夏彦水俣病が報道された頃に「去年の魚が毒ならば、今年の魚も毒だろう。魚食いませ幾らでも」と書いて叩かれたらしい。そりゃ水俣病の発病者や家族にとっちゃ逆鱗に触れるようなモンだわな。 でも、真理でもある。 たとえばの話、交通事故の患者が「血が足りないおかげで死にました」なんて報道がされないのを心から祈る。
 その2。人権擁護法。 「汚職は国を滅ぼさないが、正義は国を滅ぼす」 真理だね、これも。自民党は今までと同じ業界からだけ献金受け取って、変な所から銭や票を貰うのは止めてほしいもんだ。