メイド美容院、行って来ました

 秋葉原に19時過ぎに到着し、てこてこ歩きながら店まで。…ちょい分かりづらい。素直に中央通りから、ガチャポン会館へ曲がって真っ直ぐ行けばよかった。(不忍通りから行ってしまった。おかげで今まであんま場所を知らなかったメイド系店を散々見つけられたし) 小さげなビルの2階まで上がり、ドアを開けると「お帰りなさいませ〜」という第一声。 …自慢ならんが、自分がメイド喫茶に足を踏み入れたのは3回しかない。3回ありゃ充分だ、という意見は棚に置き、なぜ通いつめなかったのかという理由の第3位がコレだったりする。あかん。キツい。お約束事・形式美・阿吽の呼吸、そういうもんだが慣れるまでは違和感が抜けない。
 予約時刻と名前を言うと、先に会計を済ませるシステム。出る時にスムーズに気持ちよくなってもらうために、現実世界の象徴である集金は先に済ませておく、ディズニーランド方式ってやつですか? まだ正規の会員証は出来ていないのかどうなのか知らんが、仮会員証だけ作ってもらう。
 暫く待合室で待つ。メイド喫茶ニュース系Webサイトさんが何人も花を贈っていて、まー皆細かい所に気付くなー、こうマメな人が女性にもてるンだろーねーと思いながらボーッと過ごす。
「お待たせしましたー」と声をかけられ店内へ。内装とかは省略。ニュース系Webサイト通り。…で、眼鏡を外されるンですよ! 当然なんだけど!! くはー、見えねー何も見えねー(両目裸眼で0.01以下。色しか分からん)。 仕方がないのでおしゃべりに専念。 …なんでオレは普段の床屋の会話をここでしてるんでしょー。アキバですよ、相手メイドさんのコスしてるんですよ?! なしてその手の話が出てきませんかオレ! (ans.半端ヲタだから。ここで「坊やだからさ」と出てくる位なら、もーちょいマシな事言えてる) 「私もメイド美容院を考えてたんですよ。お金の問題があって難しかったので、ここで勤めるように」とか「美容院ってボーナスないんですよー」とか色々と話してもその程度。あーオレってつまらない奴。
 カットを終えるとシャンプー席まで。 …ホントに天井に鏡貼ってますよ。シャンプーされながら、メイドさんの様子が見えますよ? いやはや。本気で使い捨てコンタクトレンズ買おうと決意しましたですよ。
 カットで20分、シャンプーで10分、仕上げに5分、くらいで40分くらい。やっぱ理髪店と違って美容院なんで、顔剃りが無い分早いのね。荷物もって店を出る時に「いってらっしゃいませ」言われるのは御約束。なんで、悔しいから先に「それじゃ、行ってきます」と言ってみたり。なる、ハマる人間はこうハマるか。

 メイド喫茶の場合、毎日とはいわんが近いレベルまで通わないと常連とは言えないけど、美容院に毎日通おうとしたって無理がある。(毎日シャンプーだけしてもらって千円支払う? ないわー)まぁ3〜4週間に1回通えば身嗜みにも問題ないし常連ですわな。今回6000円の奴にしてみましたが、カットの腕前も不満ないですし話も普通だったし、だったら月一回だったら通ってもいいんじゃないかな? というのが率直な感想。それと、使い捨てコンタクト買って行く、くらい。

# 部屋に転がってたドリンク剤10本を差し入れで持って行ったら結構喜ばれました(笑)。オレは花より団子の人間なんで。