ヘッドジャッジの権限

 例え話。サッカーでは主審・副審(2名)・第4の審判と、『マッチ・コミッサリー』が居ります。マジックだと『マッチ・コミッサリー』は『トーナメント・コーディネーター(主催者)』になりますか、多分。サッカーのフィールドの中では、主審の判断が絶対です。ですが。そのゲームが成立するのかどうか、決めるのは主審ではありません、マッチ・コミッサリーの判断になります。 実際その風景を見た事はありませんが、試合終了後、審判がシャワー浴びた後で、試合をずっと見てたマッチ・コミッサリーを交えて反省会を行なうそうで、そこでは旗の挙げ方ポジショニングカードの出すタイミング笛のタイミング、事細かにマッチ・コミッサリーから指導を食らうらしいです。その試合結果がサッカー協会に提出されるかどうかの判断もマッチ・コミッサリーの判断になります。再試合とか、没収試合とかもね。
 んで、マジックも本来はこのシステムの筈なんですよ。Webでの日記をいくつか見てて、「あ、結構誤解してそう」という記述をいくつか見かけたんですけど「ヘッドジャッジの権限」と「トーナメント・コーディネーターの権限」を取り違えてるんですね。ルーリング・ジャッジングまではヘッドジャッジの判断と責任の範疇。で、再試合・巻き戻しの裁定についてって、…ホントにトーナメントの範疇? アタシャ、その権限はトーナメント・コーディネーターの範疇だと思っとります。 草トーナメントとか、PTQレベルまでだったら、大体ヘッドジャッジとトーナメント・コーディネーターは一緒なんで誤解されますけど、本来は業務と職域区分は別っしょ?