恐るべし「絵札細工師」

> 日本人ではじめて「アーティスト」として世界選手権へ招待された人物がいる。マジックのカード数枚を重ねて立体的なアートワークを作り上げていることで知られる「絵札細工師」こと大久保 成士郎(おおくぼ せいしろう)氏だ。

(引用元: http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds04ja/blog#3
 http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds04/feat1

 この大久保さんと、今回の世界選手権でも会ったんですが、今やってる事を聞いて愕然としました。

 「来年、日本語版発売10周年になるでしょ? だから日本語黒枠第4版の『立体カード』フル・コンプリートを作ろうとしてるの」

 ええええええ!!!  見てぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!

 で、現時点でもう二百以上完成してて、会場内で展示してました。見てて、ホンマ凄かったですよ。《ミシュラのアンク/Ankh of Mishra(4E)》の中の模様、全部孔開けて立体化させてんだもん。あんたの指と目はどーなってんだ? と本気で思ったくらい。

「で、大久保さん。カードは揃ってるの?」
「まだ足りないカードが多いんですよー」 え、まだなの? 全部見られないの? 来年見られないかもしんないの?
「大久保さん、Webサイトか何かで募集とかしてないの?」「Webサイト作ってませんし、トレードする物も無いのにカードだけ下さいって言うのも変でしょ? だから地道に集めてますよ」

 …いつものお節介発動。

「大久保さん、あくまで『寄付』って事で、代償や取引・バーターは一切出来ませんって明言する事で、足りないカードのリストアップと寄付の募集をWebとかで公開するのはOK?」「それなら構いませんけど、それでレアなカードを出してくれる人なんて居ないでしょ?」

 いや、少なくともここに一人は居ますよ。と言いながら日本語黒枠4thの《トリスケリオン/Triskelion(4E)》を1枚寄付してみたり(笑)。 だってっ! 観たいでしょ! 全部が立体になってるフルコンプリートの日本語4thはっ! オレはメッチャ観たい!! その拝観料を前倒しでレアカード数枚出すくらいなら、オレは安いとさえ思う! このオレみたいな、正直言えば馬鹿みたいな考えに賛同してくれる人を募集します。