じゃっじんぐ

http://diarynote.jp/d/55169/20061120.html

これ読んで、GP山形二日目にでジャッジングを失敗したのを思い出しました。

日本人プレイヤーが《Zealot il-Vec/ヴェク追われの盲信者》をコントロールして攻撃した時に、シャドーをコントロールしてない外国人プレイヤーがブロッククリーチャーを宣言して、相手の対応を待った状況。
で、日本人の方が何も反応をしないので、外国人がジャッジ(=オレ)を呼んで、「Stack ok ?」と相手と自分に聞くんですな。 んで、日本人に自分が言うわけですよ。「ブロッククリーチャー指定後のファストエフェクトです、何かしますか?」「しません」「では戦闘ダメージステップに移ります。Ah...(英語で何て言うんだっけ… まぁいいか)Stack OK. 」 そして、ヴェク追われの盲信者のダメージを本体に受ける外国人。

外国人プレイヤーに何で自分が呼ばれたのか、ここに至るまで気づいてなかった自分はジャッジング失敗でありジャッジ失格。

http://whisper.wisdom-guild.net/cr/cr.php?r=309.2f

309. ブロック・クリーチャー指定ステップ
309.2. ブロック・クリーチャーを指定するときに、防御プレイヤーは以下のステップに順番に従う。ブロック・クリーチャーの指定に関するあらゆる点で、防御プレイヤーが後述のステップのいずれかを行えない場合は、その指定は不正となる。ゲームはブロック・クリーチャー指定の直前まで巻き戻る(rule 422〔不正な行動の処理〕とrule 500〔適正な攻撃とブロック〕参照)。

309.2f. ブロック・クリーチャーとして指定されたクリーチャーが1体以上存在する攻撃クリーチャーは、「ブロックされたクリーチャー」になる。ブロック・クリーチャーが存在しないクリーチャーは「ブロックされていない クリーチャー」になる。戦闘から取り除かれるか、または戦闘フェイズが終わるまでそのままである(効果によって変更されることはありうる)。

http://whisper.wisdom-guild.net/card/540047/

シャドー(このクリーチャーは、シャドーを持つクリーチャーのみブロックでき、シャドーを持つクリーチャーによってのみブロックされる。)
ヴェク追われの盲信者が攻撃に参加しブロックされないたび、あなたはクリーチャー1体を対象とし、これはそれに1点のダメージを与えることを選んでもよい。そうした場合、このターンヴェク追われの盲信者が与える戦闘ダメージを0に軽減する。

「309.2fの時点で、ヴェク追われの盲信者の誘発型能力を使いたい場合、対象を指定しなきゃいけない」
「戦闘ダメージステップまで行った時点で、指定していないことになる(通常の戦闘ダメージを選んだ扱いになる)」
という事なんですね。ルールを知らないとマジックは強くなれません、確実に。いやー、勉強になった。

# この場合、アップキープステップにマスティコアの維持コストを支払わなかったのと同様に、クリーチャーを対象に選ばなかった物として続け、状況の巻き戻しはしません。