馬鹿には勝てない

 プレリの日に交通事故を起こしたのですが、その結論が出ました。

「一方的に負け」

 やってられないンですが、持たざるものと馬鹿が最強なんですな、この交渉の世界ってのは。
 国産車ジャガーがぶつかると塗料の付きが強いのは日本車で、向こうは軽くしか傷付かないのにジャガーの方はガリガリに。んで、この相手の車が事故歴満載ってな感じで「この凹みは今回の事故の傷ですか?」「いえ、これは別で」「これは?」「これも別で」なんてふざけた状態。(実は今回の傷はどれかに含まれてたんじゃなかろうな…)
 そういう状態なので、向こうは全く修理しないので請求も出さない状況。こっちはジャガー専門店に板金を依頼して20万程度で保険屋に投げた状態。 こうなると、相手は保険の請求をしないと、こっちは交渉が非常にしずらい。とどめに、相手は「オレは悪くない。一方的にジャガーが当たって来たんだ」という主張。

 …。まだ、最大の利益を得ようとしている悪人の方が話の持って行き方があるわけで。思い込みの激しい馬鹿と交渉するのは、無理。保険屋の姉ちゃんも2回ほど相手に電話したらしいが、そんな感じで話をしていても全く話にならないとの事。*1 向こうの言い分を全くその通り書くと、「自分が交差点を右折して、片側2車線の右側をそのまま30メートルほど走っていたら、後から交差点を左折してきたジャガーが車線を変更してきて自分の車の後方にぶつかって来た」んだそうな。 …ホントにこんな事故を自分がやったら、恥ずかしくて日記になんざ書けねぇよ。

 精神的に余裕があるなら、相手と直接交渉なんだが、相手が馬鹿な上に「車は修理しない」なんて言う状況。何も持ってない人間は最強。もう交渉なんざ知るもんか、と初めからちゃぶ台返しやってるんだもん。どんなシャークなカードトレード人だって「何か欲しいカードありますか?」と聞いて「何も欲しくない!」って言われたら、シャークどころがトレードのしようがない。相手は修理しないから保険を使わない、なので事故の責任比率を両者の合意の上で算出する必要もない。事故の相手が納得しようがしまいが「オレは悪くないっ!」と言い続ければ良いだけ。

 そうなると、こっちは自分の保険を使って修理するけど、保険を使ったので割引率が下がる。本当なら60%引きなのが40%引きになるって、実質的に車の保険料が2割増しに、って事に。20万を自前で、というほど景気良くないので保険を使わざるを得ないし…。 と、まぁ、暫くは自分は機嫌悪いです。

*1:なんか、かなり疲れた雰囲気がありましたな