砂上の楼閣

千葉県選手権第5ラウンドのボーナスチャレンジの御題「+1/+1カウンターを除く、各種カウンターを自分の場に10個置く(種類は問わず。複数のカードに渡っても可)」

 喜ぶ「Mirrodin's Core/ミラディンの核」利用者たち。蓄積(charge)カウンターを溜めまくる人々。ある卓を覗いてみると、蓄積カウンターを7つ抱えた核利用者(アンタップ状態)、ついでに「Oblivion Stone/忘却石」もあるから、運命(fate)カウンターも置けるのでリーチ状態。「(こりゃいけるな)」と思っていたら、対戦相手が「抹消!」 惜しいなー、これでパーになったなー、と思っていたら、諦めずに手札を見ている状態。「(…?)」 そして、ジャッジにあるまじく、オレ様は彼の手札を覗き込み、顔色を変えてしまう。

「巻き戻し!!」 (←間違い。正しくは巻き直し/Rewind ツッコミthx。)

 勇者だ! ここに勇者が居る!! 彼が10個目のカウンターになるFateカウンターをミラディンの核に乗せた瞬間、心から惜しみない賞賛の拍手を送る、ジャッジが勇者の脇に立っていた事を明記しておこう。

# ヘッドジャッジが確認し、ボーナスの神河物語ブースターパックが渡された2秒後、彼等の前に展開された場が綺麗に無くなり、写真撮影をしようとしていた主催者は「え、何もないぢゃん」と悔しがっていた事も明記しておく。