試合時間と遅いプレイ(略)と、続き

 ちょっと趣旨がズレて来ていますね。
 「遅いプレイ」ならびに「遅延行為」について、過激な表現を使っている点だけはさて置いて、プロツアーやグランプリでジャッジをされているジャッジからすれば、今回の件ではルーリング・ジャッジングで問題ある発言はしておりません。ヘッドジャッジがそうジャッジングしているから(ルール的に間違えているけど)そのジャッジングがその場では正しい…、といった表現をされると、ちょっと困ります(笑)。

MTG 様 2007/12/14 02:55
> あなたがロックデッキを使用するのは自由だがロックデッキが深く考えるべきデッキだからといってそれによって思考時間を増やすことを正当化できないということならば連動する感じですが
> あなたがロックデッキを使用するのは自由だがロックデッキが多数のターンがかかるデッキだからといってそんなにターンをかけることは認められないといわれたら???なのですが、でターンが増えれば50分以内では・・と。

 前述の当方の「20分で15ターン云々」の発言から50ターンという話に繋げられていると推察します。それを踏まえて。(もし推察が間違えていたら失敬!) その50ターンかけるプレイングが、制限時間を用いて勝とうとしている(もしくは負けそうな状態を引き分けに持ち込もうとしている)のでなく、更に対戦相手のプレイする時間を不当に得ようとしているのではなければ、それは『遅いプレイ』ではありません。

昔のMTGプレイヤー 様 2007/12/14 08:21
> 実際、50ターンぐらいかかってロックするデッキ作ったけど、長考するタイプじゃないし、作業ももたもたする方でもない(どちらかと言えばせっかち)。それでも1ゲーム30分はかかったけど、今はそういうデッキはNGなわけね。
ナモ 様 2007/12/14 09:37
> ジャッジから注意や警告が出たということは遅いプレイと判断されたということで別にロックデッキがNGな訳ではない。

 上記参照。

ナモ 様 2007/12/14 17:51
> そういえば《Shahrazad》の禁止理由も近いもの?がありますね。ゲームの精神に反してトーナメントの構造(時間的制約)を利用することがアンフェアなのだそうです。
 えーと、ちょっと読み返してみました。
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af186
 
時間を浪費するだけのカードって、エキサイト翻訳だと凄い表現してますな(笑)。カジュアルプレイについては今までどおり楽しんで下さいともありますね。

とど 様 2007/12/14 17:53
> 長文になります事ご容赦ください。

いえいえ、楽しんでやってますのでお気になさらず。

> しかしながらレガシーなどにおいては、それぞ上記にあるような「タイムデストラクション」のような、ロックデッキが存在してしまう可能性もあります。そういうデッキがいる環境においては、それらも加味して大会運営やジャッジングを行うべきではないでしょうか。

フリープレイや非認定トーナメントならば、その考え方は正しいと思いますし、自分が非認定で主催するのならそうするでしょう。ただ、認定トーナメントの場合は今のトーナメントルールでプレイングの指針が示されている以上、変える事が正しいとは思いません。 例えば(個人名出して失敬!)非認定のVfTトーナメントでは昔のタイムディストラクションデッキの「プレイング」はありだと思いますが、認定トーナメントのAMCではかつての「プレイング」は問題あると考えます。米国のレガシートーナメントでも、日本のAMCでも、認定トーナメントは同じレーティングで評価される以上、ジャッジングも同じ内容で出来なければいけない。私はそう考えます。

# 全世界で「せっかく古いカードが使えるエターナルフォーマットなんだから、古いデッキを昔の趣旨で使いたい! 《Shahrazad》復活しろ!」という声が多ければ、そのうちルールの方が変わるでしょう。

> たとえ最終結果が、1-0だろうが2-1だろうが1-1だろうが、「遅滞ないプレイ」をしながらならの結果ならば問題なく、それはプレイヤーの裁量で決まることだと思います。
 そこにジャッジが(プレイヤーからの催促もなく)口を挟むのは、ジャッジ権限の過剰使用だと思います。

 実際にそういう方針でトーナメント運営してるジャッジもいますね。ただ、その方はトーナメント開始前に「50分の試合時間+追加5ターンで、55分経過しても試合が終了しなかったら、双方に無条件で「遅いプレイ」で警告を出します」とプレイヤー全員に説明してからトーナメントを始めてますが(笑)。

ネタ蒔き 様 2007/12/14 23:12
> 引用元の文章からだと上告を受けてHJがどう判断したのかがハッキリ書かれてないんだけど、アラジンさんの裁定が覆らなかったと言う事はHJがその裁定を支持したと言う事でいいんかな?

つーか、遅いプレイ(&遅延行為)の対応と判断については指示受けて動いてましたんで(笑)。


 ここから、趣旨がズレていますので個別にレスはつけません。(MTGさん ナモさん ネタ蒔きさん、軽んじてるわけじゃないですよ)  まー、確かに「ヘッドジャッジが「今日は《ショック/Shock》は3ダメ」って言ったら3ダメなんよ」なんて冗談はよく言いますけどね(笑)。 

 繰り返しになりますが。試合時間を使って勝敗に影響するようなプレイングについては「遅延行為」です。対戦相手の持ち時間をも費やすようなプレイングは「遅いプレイ」です。その点を踏まえた上で、もし更に当方の記述に問題がありましたらご指摘願います。